感情に名前をつける作業

いつでも過去は美しく

やっと1歩

初めて前に進めたのかなって思った

なんだかんだね昔と比べたら好きじゃないのはわかってたし

いろんな人と関係持っておいて今更君が1番なんだなんて胸張って言わないけど

君が1番じゃないとしても君以上はいないんだよ

言葉で表せないくらいとてつもなく好きだった

 

何にも変えられない君が第1優先だった

 

今年の春に社会人になる

君と会う時間は今ももうないけど

これからはもっとなくなる

高校でもなくなって大学でもなくなったけど

大学入って少ししてから

君の方からフットサルのグループLINEにいれてもらえて

死ぬほど嬉しかった

君との繋がりができたから

前はメールひとつ送るのに緊張して

LINEなんて送る要件なんてなくて

どうにかこうにか見つけては連絡してたのに

今では向こうからそんなチャンスが来るんだから

 

君に会える正当な機会が中学生ぶりにきて

嬉しくて、やっぱ好きだなあって思ってた

 

なんとなくバイトとか忙しくて予定合わなくて君とのフットサルにも参加してなくて

社会人になるから

今回で最後のフットサルあるってなったのに

 

うちは行かないことを決断した

迷いはある

でもなんか違うんだよね

小学校の頃からのメンバーに混ぜてもらえてものすごく嬉しいのにやっぱ何話していいかわからないし

足でまといなのもわかってるし

みんながどういう気持ちでウチを誘って受け入れてくれてるのかわからなくて怖い

君がいることより気まずさが勝つ

それでも最後ならやっぱ行きたいかなって思うけど、同じ日にほかの男友達の約束があって

踏ん切りが着いた

今回の君とのフットサルは不参加だと

 

この決断をしてる自分にもびっくりだし

そうして改めて、あ。もう好きじゃないんだなって思った

 

過去の何かに囚われてたんだろうし

完全に抜け出した訳でもない

でも別に今はもう辛くないから

 

君のインスタをたまに見る

あー普通の大学生やってんだなって

普通に普通の人だって思った

君の顔をちゃんと見て

もうこの人は小学生でも中学生でもないんだなって

違う顔してる

私の好きな君じゃないなんて思ってしまった

 

実際隣にいたらあーやっぱいいなって思っちゃうんだと思うけど

隣に君がいることなんてたぶんこの先ないだろうから

 

私は私の大事な人を

君には君の大事な人ができたらいいな

って