感情に名前をつける作業

いつでも過去は美しく

後ろ向きで前に

後ろ向きな感情はない

「死にたい」

なんて生きてることに絶望したりしない

 

ただ何かが変わるかもしれない

何かが起きるかもしれない

 

そんな気持ちで

電車に飛び込む光景が脳裏に浮かぶ

 

そんなことを考えながら

私はもちろん過ぎていく電車の顔を目に焼きつける

 

足はその場にくっついたまんま

 

飛び込む勇気がないという感情よりも

好奇心に負けて

駆け出していかないように

自分自身を抑えてる感覚

 

「死にたい」

という気持ちはいったいどういう気持ちなんだろう

今から逃げたくて逃げたくて

どうしようもない時なのか

 

死なないで

逃げたらいいのに

 

本当にいまある環境から逃げてみたらいいのに

 

だってどうせ死ぬんだったら同じこと

 

死ぬ勇気があるなら〜

みたいな言葉は好きじゃない

 

死ぬのは勇気ではないから

 

普通にリセットボタンを押しただけ

詰んだら

リセットして

新しいゲームを始める

 

そんな感覚

 

死ぬなんてもったいないとか思わない

 

もちろん望まない死は

生きたかったのかもしれないと思うと

若いのに…とか

これからって時に

 

って思うけど

自ら選んだ選択肢であるならば

よかったじゃん

って思う

 

周りがなにかしてあげられたら

とか

悔やむのかな

 

別に

 

いきたい学校があるからとか

叶えたい夢があるとか

それと同じくらいに

次の生き方をしたいから

今をリセットしたいから

 

って前向きな気がするんだよな

 

 

今に飽きたなって感覚で

たぶん足を地面から話すのって

ダメなことなのかもって

理性が働く

 

今から抜け出したいという気持ちは

世の言う

「死にたい」

なのかな

 

 

前向きなのか後ろ向きなのかわからない

って言われたことがある

 

死をプラスに捉えてることは

前向きなのに

向かってる先が

たぶん世間的に後ろ向きなのかもしれない

 

 

死ぬのはありだと思うけど

周りに死なれたら辛いとは思う

そう思うと

死ぬのは辛いことなのかもしれない

 

辛いから死ぬんじゃなくて

死んだら辛いのかも