感情に名前をつける作業

いつでも過去は美しく

これ以上

世界で1番愛した人

幼かった頃こそ全力で愛せたのだと思う

今後ずっとどれだけいい人と出会えたとしても

君を超えることはできない

過去も未来も何も考えないで純粋に

何も見返りも求めずただ一緒の空間にいたかった

本当に文字通り君の全てが愛おしくて

愛及屋烏だった

 

好きになって10年くらい経ったのだろうか

確実に色褪せた記憶も気持ちもそれすらも愛おしい

定期的に会わなくなってから6年くらい経ったのだろうか

それでも会えた時と一瞬見かけた時の胸の跳ね上がりはいつだって変わらない

最後に見かけてから1年だか2年だかもう思い出せないほどになった

 

 

君の何でもなかった私は

君無しで前に進む力を失うほどで

決断の全てが君軸で人生を進めていた

 

気持ちがずっと変わらなかった訳では無い

変わることに悲しみを覚えることもあった

でもそれすらを今は受け入れて愛している

 

 

君への気持ちを変わったと言われたら

素直に受け入れられる

狂うほどの愛しさはもうない

君はもう私の中で殿堂入りしたのだとぜひ伝えたい

 

そして1番変わったことは

私の人生は君軸ではなくなったということである

 

君がいなくても

私は右にも左にも曲がることができる

君のいない道を決断することができる

それでも私の道の沿道にでも君がいたらいいなんて淡い希望は持っていたりする

いつか何年後でも

君の気持ちがひっくり返って

人生の最後の最後には私の横に来て

あーこれがホントの運命かって思うために今は溜めてる時間なのかと痛いほどに希望を捨てていない

 

君をまとう人生全て

君の横にいれなくても

無理にでも自分の人生をねじ曲げて1人でついてくつもりだったけど

今は

私の生きる道と

君の生きる道で

365日の中の一瞬道ですれ違うくらい交差できたらそれでいいと思えるくらい1人で生きていけるようになりました

 

 

君のいない

君の知らない土地に行くことだって怖くない

 

私は今の君を知らないけど

君は今も昔も私のことを知らないだろう

一瞬でも何かきっかけに私のことを思い出す日があれば

それで全てが報われるほどに幸せなんだよ

君がいなくても私は今幸せになったんだ